桐タンス工房へ

近くの桐タンス工房へ材料納品手伝いで行きました。

実直そうな若手の職人さんが一人親方・社長さんです。

桐タンスといえば婚礼家具・・・。

婚礼家具?今では死語?

嫁入りのとき家具を持って嫁ぐ?

このしきたり、最近全く聞きません。

でもこの工房には仕事が沢山有りそうです。

「これがこのお店の桐ダンスの中で一番高価です。これは100万円を下らないのでは・・・」

が下の写真。

分からない・・。桐はめった使わないナー。

桐も品薄らしいです。確かに桐の植林、最近聞きません。

昔は娘さんが生まれると桐を植え、嫁入りの時家具として使用したとかしないとか・・・。

時代はどんどん変わります。

 

 

 

 

新作のアルファベットタイルがやって来た

当店分が出来ました。

新作のアルファベットタイルです。丸27mm.。

まずはご予約のお客様に。

山桜のウッドプレートにタイルを埋め込みました。

多治見のモザイクタイルミュージアムでも販売中。

タイルメーカーさまとのコラボです。

まだまだ文字タイルの生産は安定していない模様。

今後色々販売していきます。

宜しくお願いします。

 

 

 

 

 

本格木工の大本命-昇降盤、テーブルソー

丸ノコの歯がむき出し・・・

カバーが無い・・・

写真は昇降盤と言うものです。

材料の切断、溝切りに使います。

プロの木工屋さんの必需品(?)。

大本命。

最初は丸ノコなどで材木を切断しておりましたが・・・

これを使っちゃうと、もう止められない。

感じ・・楽なんです。

木工には2パターン有ります。

1.材料を固定し、機械を動かすもの。(例-丸ノコ、サンダー、ジグソーなど)

2.機械を固定し、材料を動かすもの。(例-昇降盤、手押しカンナ、バンドソーなど)

プロになればなるほど2の比重が大きくなるようです。

ただ様々な危険が。

安全第一で行きましょう。

 

 

 

 

 

耳付の材木+タイル

耳付の材木はとても人気が有ります。

何故だろう?

月並みですが、より自然を感じれるから?

最近の家は良くも悪くも精度の高い均一な建材で作られ自然が感じられないから?

自然の不均等な面白みを求めてる?・・・

写真は鬼くるみ材のトレー。

均等なタイル+不均等な材木=

過去に売れました。

ひのきのベット

製材したてのヒノキ。

思わずベットになりました。

適度な硬さ。虫を寄せ付けないイイ臭い。

清潔感の有る白の木肌。

これってもしかして新製品?

これってもしかして豪華?

無垢材+タイルのたまに弱点

上の写真は山桜+タイルですが・・・

目地材が黄色に染ってる!

どうも桜・けやきなどは目地材を入れると、その水分に

木が反応しその色素(?)が出てきてしまうようです。

これをダメと言うか、良しとするか人それぞれ。

私は・・・それで良いんだよ桜系の木々の方々・・派です。

まさか自分がタイルのベースになるとは思ってなかったでしょうし・・。

ちなみに・・楢系の木は大丈夫。

下は自分の中で今来ているレッドオーク。

セーフです。

過去に売れたもの達です。

赤の世界

赤のタイル・赤だけのタイル+ウトールナットとレッドオーク。

やっぱり赤は目を引きます。

独特の雰囲気凄し。

レッドオークは日本語で赤ナラ。

とらフが凄いです。

過去に売れました。

時には・・レッドオークの落ち着かない感じイイかも。

 

ナラの感じ

写真はナラ板目です。

虎フがよく出ています。

虎フは主張が強いです。

白系広葉樹の代表的樹種。

白系は他にタモ・セン・栗などが有ります。

木の実はどんぐりです。

どんぐりからここまで大きくなります。

どんぐり凄し。

どんぐりは多くの森の動物の食料になります。

森を豊かにします。

材木になったら家具・フローリングなどに使われる万能選手。

このへんのナラの一生の流れは大好きです。

使ってみた感じは・・・

木工では扱いが難しい方。

硬い。ただ硬い。しなりとかは無い。重い。

縮まないが割れやすい。狂いやすい。反りやすい。

ですが・・・

カンナを掛けるとツルーンと綺麗な肌触り。手触り冷たくて最高。

節の感じが何故かいい。

木目が((綺麗+ワイルド)/2) みたいな感じで味が有る。

さすがウイスキーの樽に成るだけあって削ったり、切ったりすると臭いがイイ。

全て独断です。

私のお勧めはまずオイルとか入れないでまず無塗装。

臭い・手触りを楽しんで欲しいです。

そのうちオイル・waxを入れればイイです。

ちなみに下の写真はライバルのタモ。

柾目です。タモにはフが有りません。

木目の主張がナラより弱いです。